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憩いの部屋

自分を理解する

2021年も、あと数日となりました。

 

先日、ある経営者の方と話していると、その方が、「これまで、経営者として取引先や部下といった他人を理解することに意識が向いてしまっていたが、最近、自分を理解することを意識している」と話されていました。

 

取引先やマーケットのニーズを理解することは、ビジネスを成長させるうえで重要ですし、経営者としては、部下の特徴や考え方等を理解することも重要でしょう。家族関係も同じなのでしょうね。この点は、聞いていて、「そうだよな」と思っていました。

他方、「自分を理解する」という表現について、私は、聞いた時点では、あまりピンときませんでした。詳しくお聞きしてみると、その方は、「自分は、自分の中で創り上げてしまった経営者はこうあるべきというイメージや、経済界等で理想的とされている経営者のイメージがあって、無意識のうちに、そのイメージに近づこうと努力していた。でも、必ずしも、それが会社や自分の成長のためにベストではないと思うようになった。」ということでした。

お話しをじっくりと聞いていると、たしかに、本来の自分の個性・特徴を無視して、自らまたは他人から設定されたあるべきイメージに合わせることを継続することは、必ずしも、自らの幸せに結び付かないことが多いようにも思えました。また、ある意味、自らに適正がない業務を継続することになりますから、パファーマンスとしてベストではないでしょうし、その結果、組織の成長にとってもベストではないという関係性もありそうだと感じました。

私自身も、これまで「自分を理解する」ということを、少なくとも明確に意識したことはありませんでしたので、来年は、やるべき事項について「向いてない」といった口実にしないように注意しつつ、少し意識してみようと思います。

 

(文責:藤井宣行)

2021年12月27日 14:59|カテゴリー:

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