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憩いの部屋

今年を振り返って

今年も間もなく終わろうとしています。

新型コロナウイルス感染症によって、我々の生活が一変した一年でした。

例年12月は、日頃親しくさせて頂いている方々と、一年の思い出を振り返るのですが、今年はその場も自粛です。また、そもそも今年を振り返った時、コロナ以外の思い出がないというのが現実です。

ステイホームが推奨され、緊急事態宣言が明けた後も、「人と会う」ということが制約されました。色々な考え方はあると思いますが、私にとって「人と会う」ということには、共に時間を過ごし、素敵な思い出を作るという点でとても重要な意味があるということを改めて感じました。

共に同じ時間を過ごしていても、共に過ごした時間の中で、印象に残った言葉や場面はそれぞれ異なり、それを後日共有することで、その思い出はさらに素敵なものとなっていきます。

出来るだけ多くこういった機会があればよいなと思います。

そして、自分も出会う人たちに素敵な思い出を残すことができれば、それに越したことはありません。

 

2017年4月、中学から大学までを共に過ごした同級生と、高校3年間の担任の先生と久々に食事をした日の私の日記には、次のようなことが記されていました。

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中学からの同級生と、高校3年間の担任。時は確実に流れているということを実感する一方で、いつまでも変わらないものがあるということについても強く感じることができた夜でした。

世界史の授業の話になった時、僕は、八尋先生が、最初の授業の時に、「30cmの直線を書いて下さい。左端が地球の誕生、右端が現在だとした場合、人類の誕生はどの辺りだと思いますか?正解は、右端から0.3mmのところです。すごいことですよね!この僅か0.3mmの間にどれだけ多くの人たちが愛し合い、憎しみ合い、無限のドラマが繰り広げられてきたのか。」という話をしてくれたことがものすごく印象的で覚えている、という話をしたところ、大久保は、同じく八尋先生が、「教科書にはナポレオンやコロンブスのような有名人がたくさん出てくる。その人たちの名前を覚えることも大切だけれど、歴史を作ってきたのは必ずしも偉人たちではない。いつの時代も歴史を作ってきたのは名もない大衆であることを忘れないで下さい。」という話をしてくれたことを強く覚えていると。

中学、高校、大学と同じ空間で同じ時代を生きてきたからこそ、それぞれの印象に残っている言葉や出来事が、今からでも自分の大切な思い出に加わることになることがある。

話せば話すほど、思い出の数が増え、今ある思い出はさらに鮮やかなものになる。

もっとみんなに会って思い出話がしたくなりました。

みんな、会おう!

そして、これからも大切な人たちと経験を共有することで、10年後、20年後にも、昨夜のような思いを味わうことができますように。

最後に、キャシー、いつまでも元気でいて下さい。

(※キャシーというのは、担任の先生のニックネームです。)

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コロナによって、「人と会う」ことがいかに大切なことだったのか、ということを改めて実感することとなりました。この気持ちを忘れることなく、一日も早くコロナが収まり、みんなと会える日がくるのを楽しみにしています。

(文責:三村雅一)

2020年12月14日 17:53|カテゴリー:

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