アカハライモリの飼育
昨年10月に、このブログでご紹介したカエルを近所の山の沼地に戻して以来、しばらく生き物の飼育からは遠ざかっていたのですが、今般、新しい生き物の飼育を始めました。
上記の近所の山の沼地にアカハライモリが生息していることは昨年の春先に確認済みだったため、「アカハライモリが冬眠から目覚めたら捕まえて飼ってみたい」という長男が冬の間中温めてきた思いに応えるため、先日の週末、沼地に向かいました。
沼地の水は濁っており、長男が何度か網を入れても、なかなかアカハライモリは入りません。昨年の、鯛、カナヘビ、カエルという飼育疲れを思い出し、半ばほっとしていたのですが、「パパもやってみて」というリクエストに応えて、倒木の下に網をいれたところ、なんと、4匹のアカハライモリが一度に捕れてしまいました。
アカハライモリは、名前の通り、お腹の部分が赤く(毒性があるようです)、4匹のアカハライモリが赤いお腹を見せながら必死で網から脱出しようとする姿はなかなかのインパクトでした。
1網4匹という父親の威厳を見せることができたことに気を良くしてしまい、長男のリクエストに応えて、そのうち1匹を期間限定で飼育することにしました。
いつものことですが、飼育するにあたり問題となるのは、餌です。今回は、生餌である必要はないようで、冷凍の赤虫を近所のホームセンターで購入して与えています。カナヘビを飼育していた時のように、毎朝蜘蛛を捕まえる必要はなくなったのですが、冷凍の餌ということは、赤虫を冷凍庫に保管しておく必要があります。他の食べ物と一緒に赤虫を冷凍庫に保管しておくことに若干の躊躇を覚えたのですが、いまでは平気になりました。
カナヘビのときもそうだったのですが、アカハライモリもよく観察すると、前足(指)は4本、後足(指)は5本になっていることがわかったりして、だんだん愛着がわいてきます。
しばらく観察させてもらって、また近所の沼地に戻そうと思っています。
文責 河野雄介
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